袴の着方

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袴の着方は、難しく考えてしまうかも知れませんが美容院などで着付けをお願いしなくても自分自身で袴を着ることは可能です。 実はそれほど難しいものではありませんちゃんとしたコツを掴めば十分1人で穿くことが出来ます。 袴の着方は、難しいイメージがあるかもしれませんがちょっとコツを押さえていれば簡単に履けるものなで是非一度挑戦してみて欲しいと思いますし、せっかくですからこれを気に袴だけでなく着物の着付けも覚えるとすばらしいかもしれません。

姿見とは?

姿見(すがたみ)とは、光の反射によって物を映し見るもの。鏡(かがみ)も同義である。

袴の着方 検索

袴の着方は男女共に本でも紹介されていますしインターネットでも検索すると分かりやすい画像付きで紹介されています。

袴の着方が画像付きでわかりやすく紹介されているサイトです。
袴の着方(女性版)
袴の着方(男性版)
女袴の着方(紐の結び方)

インターネットや本などを見ても袴の着方が難しいと感じる場合は、美容院でやってもらうと良いと思います。 卒業式シーズンならば事前に連絡しておけば着付けが出来る人が、当日に着付けをしてくれますし着崩れしないように着付けてくれます。 凄く複雑なわけでもないので、自分で少し練習してやってみるのも良いですし、卒業式での着用なら一度きりですから自分で袴を履けるようになってみるのもいい思い出の一つになると思います。 姿見があれば便利なので姿見を持っているのならば、家で事前に当日の為に練習を重ねると良いでしょう。

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袴の着方 手順

袴の着方ですが、まずは袴を持って紐の細い方、もしくは紐が長い方が前で、紐が太いまたは紐が短い方が後ろになります。 まずはこれを確認してからスカートを履く要領で履きましょう。 予めきた着物の帯を見せるように前の位置を合わせます。 姿見で全身をみながらがやりやすいでしょう。

袴の前紐を後ろに回し斜め下にクロスさせていきます。 帯が崩れそうでも袴に隠れてしまうので問題はありません。 紐はきつく締めていき左右の前紐が蝶々結びになっている帯を軸としてクロスにしましょう。 そうしたら前に紐を回し一方を、袴の上から7センチくらい下がった位置で、 交差させ後ろにもって行きしっかりと結んで胴長にならないよう結び目は固めに仕上げます。

袴の後ろ側を背中に添うように帯の上にしっかり乗せて左右共に前に紐を持ってきて自分の右側にリボンを作るように結んでいきましょう。 このリボンは広げてバランスよく形が綺麗に見えるようにしましょう。 リボンの位置は左右どちらでも問題ありません。 これが卒業式に着る袴の着方です。

男性の場合も、袴の着方は殆ど変わりませんが仕上げの結び方が十文字や一文字になるように結ぶことが多いです。

袴の紐の結びかたには

十文字

もっとも一般的な結びかたで、礼装の場合にも用いられる。上記(c)の紐を5cm程度の幅に折りたたんで横の「一」とし、その中央部を結び目にあわせて(b)の紐で何度も(a)に巻きつけ、最後に縦の「|」が(a)の下から出るように按配する。

一文字

十文字の変形。礼装などに用いられるほか、能装束の大口袴は一文字に結ぶ。十文字の縦の「|」を作らず、(b)の紐を端まで結び目に巻きつける。

結びきり

書生結びともいい、動きやすく結び目がゆるみにくいので、武道などでもちいられるが、袴のはきかたとしては略式。(b)(c)をこま結びにした後、残った紐を(a)に重ね、適当なところで紐にはさんで始末する。紐の生地が薄くやわらかい袴でないとできない。明治時代の書生はこま結びにした残りのたれを始末せず、前にたらす穿きかたを好んだので、だらしないと顰蹙を買うことが多かった。

蝶結び

衣冠束帯などの指貫に用いられる。能のシテ方金春流でも仕舞袴を蝶結びにして穿く。(b)(c)を蝶結びにしたあと、輪と垂れを(a)にはさんで始末する。また女物の袴では、蝶結びもしくは輪結びをしたあと、垂れを長く出して装飾的に穿くことが多い。

袴とは

袴(はかま)は、和装において腰より下を覆うようにして着用する衣服の一種。着物の上から穿き、紐で結ぶ。弥生時代にその原型が成立し、近世期においては主に男子において用いられ、礼装とみなされてきた。 また、以上より転じて、ズボン状の男子の衣服(大日本帝国陸軍における「袴(こ)」)や下部を覆うもの、本体の外側にさらにつけるもの、などを比喩的に袴ということもある。神道における巫女や弓道の弓道衣、近代では女子大・高校通学着、現代での卒業式の礼服や成人式用の礼服などとして女子袴(+小袖、中振、振袖)は定番となっている。 (wikiより抜粋)